愛する猫を失ったとき…悲しみと上手く向き合うには

家族として暮らしてきた愛猫をある日突然失い、葬儀を終えた後にペットロスになってしまう方も少なくありません。
悲しみと上手く向き合うにはどうすれば良いのでしょうか？

愛する猫やペットを失った“悲しみ”は自然なもの

ペットロスは、猫や犬などペットと暮らした経験がある方なら誰にでも起こり得るものです。心や身体に様々な影響が出てきますが、家族である愛するペットの喪失を悲しむことは何もおかしくはありません。

「あのとき気づいてあげていれば」といった強い後悔で気持ちがふさぎこんでしまっても、その悲しみは自然なものです。ペットロスから立ち直る期間に時間制限はありません。人によって1ヶ月～数年と異なりますので、葬儀・供養後、ゆっくり向き合っていきましょう。

出来る限り気持ちに素直になることが大切です。気持ちを押し殺してしまうことはペットロスの長期化につながってしまいます。

家族や友人など、親身に話を聞いてくれる人にペットとの思い出や気持ちを話してみましょう。

何もしないとペットのことばかり考えてしまいます。無理のない程度の作業（例えば思い出の写真や動画の整理）をすることで心の負担が和らぎます。

「いつまでも悲しんでいるとペットが天国に行けないよ」などの言葉や偏見には気にかけないでください。ペットロスのとても辛い気持ちは、いずれ天国にいるペットが乗り越えるパワーを与えてくれます。

飼い主様にとってペットは家族同然ですが、失ったときの喪失感は周囲からは理解されないことも多いです。

中には心ない発言をする方もいますが、ペットには人が亡くなったときのような忌引き休暇などの制度がないため、飼い主様が悲しみに向き合い、乗り越えるきっかけを掴むのに時間がかかるのも当然です。

悲しみを隠さず、堂々と泣く行為が自分の心を救うことに繋がります。
また、身近にペットロスで苦しんでいる方がいるなら、「大丈夫？」「辛いね」と声をかけましょう。小さなサポートでも悲しみを和らげ、悲しみと向き合うきっかけになります。

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